知事は、全国知事会でも道州制の本格的な検討をすべきであると主張され、平成19年1月には、全国知事会から「道州制に関する基本的考え方」も示されました。
しかしながら、未だに、「首長が責任を持って地域経営を行える範囲としては、道州制は広すぎる」など、道州制に否定的な見解を持つ知事さんもいらっしゃると伺っております。私も、道州制のもとで、どのように住民自治を担保していくのかということや、道州制は、基礎自治体に目が届きにくいのではないかという点に関しては、懸念をしているところであります。
そこで、知事に伺います。
このような様々な懸念に対し、当初より道州制の推進を唱えられている知事は、どういう見解をお持ちなのか、反対意見をお持ちの方々をどう説得していくおつもりなのか、ご所見を伺います。
また、「住民自治のあり方」などの課題がある中で、現在の都道府県の区域に一定の役割を残すべきという考え方もありますが、併せて、知事の所見を伺います。
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