6月9日、日本記者クラブにおいて福田総理が「『低炭素社会・日本』をめざして」と題しスピーチを行いました。二酸化炭素の削減と脱化石エネルギーへの転換について
2020年までの中期目標、2050年までの長期目標を掲げ、その達成に向けた具体的な政策も打ち出しました。わが国の現状を考えると、実現には多くの困難が立ちはだかると思いますが、私たちが向かうべき方向性が明確に示されており、久々に明るく顔を上げて前に進む気持ちにさせてくれるメッセージでありました。
そのスピーチの中で総理は、国民の意識転換を促すきっかけづくりとして、クールアース・デーを設定すると発表いたしました。これは、このたびのG8サミットが7月7日の七夕の日に開催されることにちなみ、この日は短時間でも全国的に一斉消灯を行い、天の川を見ながら、地球環境の大切さを国民全体で再確認しようという運動です。また、総理は「これを今年だけの取組としないためにも、7月7日を『クールアース・デー』として、一斉消灯運動のみならず、毎年毎年、低炭素社会への歩みを国民みんなで確認する様々な取組を行う日にしたいと思う」と述べました。
そこで知事に伺います。
環境省の調べによると、神奈川県内でも、多くの事業所等がこの運動に参加する意思を表明しているようですが、さらに多くの県民が参加し、環境への意識を高めるきっかけにしていただくためにも、知事自らが一斉消灯運動等への参加を呼びかけてはいかがかと考えますが、所見を聞かせてください。
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