本県の放射線治療医は、日本放射線腫瘍学会の調べによると、平成18年10月末日現在で34人であり、この人数で足りているのか県に尋ねたところ、県全体の必要人数を把握していないため、分からないとのことであった。
我が国で放射線治療を受けるがん患者が現在の25%から近い将来50%に増加すると言われている中で、このような取組み姿勢で、果たして今後の人材確保が図れるのか、極めて不安である。
そこで、知事にお伺いいたします。
放射線治療医については、県内4つの大学病院や県立がんセンターで育成するほか、がん診療連携拠点病院のネットワークで確保していくとのことであり、その人数については、具体的な数値目標を定める必要があると考えるが、所見を伺いたい。
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