先の統一地方選挙において松沢知事は、知事の支援を求めてきた県議会議員候補に対し、「政務調査費の情報公開」、「費用弁償の廃止か実費支給化」、「議員定数の削減」の3つに賛意を示すことを支援の条件とした。いずれも議会として議論を進めてきたものであるが、議員定数の削減にまで踏み込んだことについては理解しかねている。
議員定数の問題は民主主義の根幹をなすがゆえに、緻密かつ慎重な議論が求められるものであり、選挙を前にした候補者に、あわただしく決意を迫るべきものではないと考える。
そこで、知事にお伺いをいたします。
知事はなぜ、応援する県議会議員候補に「議員定数の削減」を明言することを求めたのか、また、削減可能と考えた根拠はどこにあるのか、真意を伺いたい。
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