食物アレルギーによるアナフィラキシーショックを起こす児童生徒が緊急時に使う自己注射の持ち込みを認めないばかりか、持参薬の確認や薬の保管場所の提供さえ行っていない学校が多いと聞いている。そのような現状では、厚生労働省と文部科学省が事実上監修した冊子「食物アレルギーによるアナフィラキシー学校対応マニュアル」をもとに、症状が出た時の対処、自己注射を含む薬剤の学校への持ち込み・保管など有効な対応を定めた患者児童等の個別マニュアルを作成することが有効である。
アナフィラキシーショックを起こすような重症の食物アレルギーを持つ児童生徒の数は、学校あたりで見れば少ないものである。
そこで、教育長にお伺いいたします。
保護者や専門医と連携し、「食物アレルギーによるアナフィラキシー学校対応マニュアル」をもとに、患者児童等一人一人に合わせた緊急時の個別対応マニュアルを作成すべきと考えるが、所見を伺いたい。
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