また、権太坂三丁目4番地、5番地、11番地、13番地が向き合う十字路は、死亡事故が起きたこともあり、改善を求める声が多く上がっていますが、警察は「信号以外、考えられるものはすべて付けている。あとはドライバーのモラルに委ねるしかない」という判断です。
当日も、警察官と一緒にしばらくの間、現場を通過する車の様子を窺っていました。すると、驚くべき事実が!
見通しが悪いためにカーブミラーの付いている交差点なのですが、「とまれ」の表示のないほうの道路を走るドライバー&ライダーのほとんどがカーブミラーをちらりとも見ず、スピードも落とさず通過していきます。一旦スピードを落として安全を確認する人は、10人に1人〜2人ぐらいでしょうか。
皆さん、いい度胸していらっしゃいます。私も年中、使う道ですが、さすがに安全確認をせずに突っ込んでゆく勇気はありません。スクーターのときなどは、ほぼ一時停止と同じぐらいまで速度を落として左右を確認します。たとえ、こちらに一時停止の義務はなくても、当てられて痛い思いをするのは自分ですから。警察には、運転者に一層の注意を喚起するために、“一つ目小僧”風の点滅信号が付けられないか打診しています。
同じく、権太坂三丁目の2番地、3番地、4番地、5番地が向き合う十字路も、通学路になっているので横断歩道を設置できないかというお話があり、その場で警察官に測量してもらいました。今後、PTAの皆さん等のお声を伺った上で、設置に向け努力をしてまいりたいと考えています。 |
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ここが、死亡事故のあった交差点。向こうの坂が、以前はもっと急だったよう気がします。自転車で下ってくる子どもが、ちゃんと止まれないことがありました。左右に走る道には「止まれ」の表示がないため、ほとんどの運転者が左右の確認もせずに通過していきます。警察官に確認したところ、このように見通しの悪い交差点には「優先道路」という決まりはなく、双方に安全確認の責任があるそうです。
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ここは通学路になっていて、子どもたちが縦方向に道を渡ります。警察官が立っている側に横断歩道がほしいという声が上がっています。
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