12月1日

「中学時代は地学部でした」

 小田原市入生田にある、県温泉地学研究所の見学に行ってまいりました。いったい、どのような研究をしているのでしょうか。ホームページを覗くと、「温泉地学研究所は地質、地震、地下水、温泉の研究を通じて、地震火山災害の軽減や、県土の環境保全に役立つ研究を行なっています」とあります。

 平成15年4月1日、環境農政部から防災局に移管されたことからもわかるように、最近の研究の主眼は、温泉よりも地震のほうにシフトしているようです。GPSや光波を用いた測量により県西部の地殻変動データを集め、分析することで、地震予知という難しい課題に挑んでいます。
 そのほか、名前のとおり、温泉資源の保護や、地下水の汚染防止にも取り組んでいます。
温泉と呼ばれる条件など、身近なことも勉強できますよ。