11月12日

「車の両輪の関係であるために」

 選挙にこんな言葉が適当かどうかはわかりませんが、9日に投開票が行なわれた衆議院選挙は、まさに「死闘」でした。神奈川6区の上田いさむ、536(イサム)票差で、辛くも小選挙区を制することができました。
 党員・支持者の皆さま、絶大なお力添えをいただいた自民党をはじめとする県・市会の先生方、業界団体の皆さま、そして上田に大切な一票を投じてくださった有権者の皆さまのご期待にお応えするためにも、今後は国・県・市が一層、力を合わせてさまざまな課題に挑戦してまいります。

 そんな衆院選の余韻も冷めやらぬ本日12日、東京・千代田区平河町の都市センターホテルにおいて、第3回都道府県議会議員研究交流大会が開催され、公明党神奈川県議団からは私が1人だけ、参加をさせていただきました。今回のメインテーマは「二元代表制の意義と議会の役割――分権時代の議会と首長の関係を考える――」。タイトルを読む限り、今の神奈川県にぴったりなのですが、さて。
 大森・千葉大学教授の基調講演、そして礒崎中央大学教授(松沢知事のマニフェスト作成に携わった一人ですね)がコーディネーターとなって進められた第4分科会(テーマは「議員提出条例の作り方」)を通して感じたことは、議会は行政のチェック役であると同時に立法機関であるということ。しかし、今日の地方議会においてはその機能が衰微してしまっていること。議員そして議員団の政務調査能力を高めていかない限り、行政側と“タメ”を張れないこと。要は、自分たちで条例の素案を作れるぐらい勉強しろ! ってことです。がんばります。