県では、子ども・若者の提案を施策に反映させるため、今年度新たに「子ども・若者みらい提案実現プロジェクト」を実施しています。
このプロジェクトには、102件の応募があり、8月にプレゼンテーション発表会を行い、審査の上、9つの提案を採択しました。
この発表会には、私も審査委員として参加しましたが、どの発表も発想力・発信力が素晴らしく、子ども目線、若者目線の重要さを痛切に感じました。
採択された提案については、提案者と調整しながら今後、県として事業化を進めます。
また、こうした子ども・若者の発想力をさらに生かしていくため、提案者以外の子ども・若者からも事業化に向けた意見を伺っていきます。
具体的には、今年度新たに開始した、インターネット上で子ども・若者の意見を聴取する「みらいキャンバス」を活用して、より多くの子ども・若者から、採択された提案についてのアイデアなどを伺います。
次に、子ども・若者の政策提案や意見反映への社会人の参画についてです。
「みらいキャンバス」などの取組では、主に学校を通じた参加の呼びかけが中心であり、20代の若者、特に社会人を対象とした呼びかけや、テーマ設定は、これまでは特に行っていませんでした。
今後、県は、インターネット上で時間の制約なく参加できる「みらいキャンバス」の中で、仕事や結婚といったテーマを設定するなどし、広く社会人の参画を促すための工夫をしてまいります。