平成18年度まで、しゅんせつ土砂を養浜材として海岸まで運搬するのは、企業庁と県土整備部がそれぞれの既存事業の枠の中で単独で実施しておりました。平成19年度からの新しい取組では、県土整備部が行う海岸浸食対策事業について、企業庁としましても連携、協力するということで、相模湖の仮置き場から茅ヶ崎海岸までの運搬を県土整備部が行い、企業庁がその費用の2分の1を負担金として県土整備部に支払う方法で実施することで協定を締結しております。ちなみに、今年度の養浜材としての活用予定ですが、県土整備部が相模川の沿岸で施工する約5万9,000立方メートルの養浜材のうち3万立方メートルを相模ダムの貯水池のしゅんせつ土砂で充当する計画となっております。
|