流入土砂量について申し上げますと、事業開始後の平成5年から平成18年までの年間流入土砂量の平均でございますが、約23万立方メートルで、計画の33万立方メートルに比べ、少なくなっている状況です。これにつきましては、毎年の流入土砂量の傾向について申し上げますと、その年の降雨の状況によって大きく左右されます。具体的に申し上げますと、平成8年のような渇水のときには、土砂の流入量が約4,500立方メートルと少なく、平成13年の台風により相模ダムへの最大流入量が毎秒1,600立方メートルになるような強い雨が降った場合には、約60万立方メートルの土砂が入っており、年によって大きく違うという状況でございます。
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