特定保留区域への位置付けと、ツインシティの基本的な考え方でございますが、現在、地元ではまちづくりの計画づくり、土地利用計画づくりをしてございます。いきなり市街化区域に編入できるという状況であれば非常に良いのですが、現在の地域は市街化調整区域が多いものですから、将来的に市街化区域への編入を予定するということで、第6回線引き見直しにおいて、特定保留区域に設定したいと考えてございます。
また、まちづくりの考え方でございますけれども、ツインシティは御承知のとおり新幹線新駅誘致をする寒川町倉見地区、また相模川をはさみました平塚市大神地区で東西一体となったまちを作っていこうということでございまして、まちづくりの考え方として大きく四つの都市像を掲げてございます。一つは、東海道新幹線やさがみ縦貫道路などの高速交通体系の結節機能を生かし、広域的な交流と連携の窓口となる都市。また、相模川や周辺の農業など地域環境との共生を図る、あるいは省エネルギーなどの地球環境に優しい環境共生都市を目指す。また、都市圏内に集積している産業の高度化や多様化を図る、機能誘導を図るということで、厚木業務核都市などと連携して環境や情報などの分野で新しい産業を創出・育成する都市。また、都市と農業の連携ですとか職住近接の位置付けなど、新しい生活スタイル、ワークスタイルを実践する都市。こういった四つを、目指す都市像として取り組んでございます。
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