私からは、神奈川R&Dネットワーク構想による中小企業支援について、何点かお尋ねをしたいと思います。
午前中に神奈川県産業集積促進方策、いわゆるインベスト神奈川についての説明がありました。それによると、今日までに14件の申請があり、もう既に10件の助成が決まっていると伺いました。中でも大企業の研究所の新設・増設というのが大変多く、認定済みのところで最近申請が出された横河電機と山武を入れて、こういった研究所等の集積の効果を県内の中小企業に普及させるために、神奈川R&Dネットワーク構想というのを県が打ち出したものと認識しています。これについては午前中に説明がありましたが、この内容についてお伺いをいたします。
まず1番目に、この構想の主な取組内容の中に、大企業保有技術を中小企業へ移転するということがあります。その一環として、先ほどもお話が出ましたけれども、技術連携フォーラムを2月8日に日産自動車総合研究所において、5月27日に東京応化工業にて行ったということです。これについて少し中身を教えていただきたいのですが、まず一つは、日産の方は加工技術フォーラムとあります。また東京応化工業は電子材料技術フォーラムとありますが、難しいことを聞いてもよく分からないと思いますので、まず、これはどんな形式で、どんなことをやったのでしょうか。そして参加人数に関しては、日産の方は69名、そして東京応化工業の方が51名となっていますが、これも、固有名詞を出すのは難しいと思いますが、どんな会社・企業のどんな方々が来られたのか。また、そこに集まられた中小企業の方々の反応についてもお伺いしたいと思います。生の声として、大変よかった、役に立ったという声もあるかと思いますし、少しうちには難しいという声もあったと思うのですが、その辺のことも含めて、その技術連携フォーラムについてお伺いしたいと思います。
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