要望

 まず、グリーンツーリズム、ブルーツーリズムにつきましては、かながわ農業活性化指針、また、漁業活性化指針の中で位置づけていくという答弁をいただきました。
 特に、宿泊型のこれからの開発に関しましては調査を行われるということですが、県は、あくまでも前向きな姿勢を崩さずに、リーダーシップを持って取り組んでいかれるよう、要望します。

 次に、観光振興に関してですが、必要に応じて部局横断的なプロジェクトチームをつくるというご答弁をいただきましたが、観光振興担当課長の立場を考えると、既存の巨大組織の中に入って、縦割り行政に風穴をあける事は大変な事ではないかと思います。
 せっかく知事の肝入りで採用されたわけですから、新しいことに挑戦できる環境を作ることは、知事の責任であると思いますので、しっかりお取り組みいただきたい。

 そして、帷子川の洪水防止策として、河床掘削や河道拡幅などを帷子川本川において一層推進していくというご答弁をいただきました。流域で暮らす県民の方々のことを考えると、少しでもそういった事業を前倒ししていただきたいと思います。
 分水路のトンネルの出口付近での橋梁のかさ上げなどは、なかなか困難ということも承知をしておりますので、ぜひ本川の方の工事を積極的に進めていただきたいと思います。
 また、防災というのはハード面だけでなく、ソフト面も重要だと思います。
 ですから、横浜市と協力し、帷子川及び分水路の正確な能力、許容量などの情報を、流域の皆様にしっかり周知をしてもらうということも防災上、大変重要なことであると思いますので、これも要望をさせていただきます。