<9月定例会>
総務企画常任委員会にて意見発表を行ないました。(10月7日)
 おのでら慎一郎は、10月7日に行われた「<9月定例会>総務企画常任委員会」において、以下の内容にて意見発表を行ないました。


【意見内容】
 公明党県議団を代表して、本委員会に付託されました日程第1定県第64号議案平成15年度神奈川県一般会計補正予算(第3号)ほか日程第2及び日程第3の諸議案に対し、賛成の立場から以下数点意見を述べさせていただきます。
■総務部関係について
 警察官の増員について、警察官の着実な増員を図るため、警察本部だけでなく知事部局においてもしっかりとした取組を進めることを要望します。
 知事も1,500人の実質的な増員を県民の皆様と約束しており、また8万人近い県職員がいる事を考えますと、県組織・県職員を安全・安心の核とした治安や防犯に関する体制を整備し、市町村、地域とも連携を図っていくことが重要であります。
 また、安全・安心に向けた県職員の意識改革と市町村等との連携が可能となるシステムづくりを推進されることを要望します。

■行政システム改革の中期方針(仮称)素案について
 マニフェストの冒頭を飾る今後の県政運営にとって、最も重要とも言える県税収入1,400億円の増収を図るという政策は、なぜかこの中期方針素案には示されていません。最も重要である項目が的確に盛り込まれるような中期方針が作成されることを要望します。

■民間人の登用について
 行革の中期方針素案にある民間人の登用についての根拠は不明であり、どのような効果をねらっているのかも不明確です。民間人活用が恒常的に推進していけるような採用システムを構築されることを要望します。

■総合計画の策定について
 これからの神奈川県の方向性を示すことになる新たな総合計画の策定に当たり、知事におかれても真摯な態度で議会・県民・市町村ほか幅広く意見を取り入れ、これを反映できるよう全力で取組むよう要望します。
 また、知事はマニフェストを軸に総合企画を策定するとしていますが、知事のマニフェストは現段階では実現不可能なものや矛盾する点など、極めて不完全なものと言わざるを得ません。
 総合計画の策定の中で、マニフェストの数値目標はそのまま反映されるのか、あるいは変更が加えられるのか、その状況についてなるべく速やかに議会、県民に報告されるよう強く要望いたします。


 以上、意見及び要望を申し上げ、本委員会に付託された諸議案に賛成するものです。