第3回定例会一般質問において、地籍調査について質問。神奈川県内で完了しているのは、大井町のみ。地籍調査は、万一の災害の場合にも境界を正確に復元することができ、災害復旧の迅速化に効果を発揮する。3月11日の大震災以降、地震対策が急務となっていることを踏まえ、津波被害を受ける恐れの高い沿岸地域の市町を優先的に取り組むべきと提案。
これに対し知事は、相模湾沿岸の13市町のうち、未着手や休止中の6市町に対しては、津波被害が想定される地域を優先的に調査するという考え方や、効率的な調査方法などを直接訪問して説明し、事業の早期着手を促していると強調。「今後とも、大規模災害への備えとして、特に効果の大きい沿岸の市町と連携を図り、事業促進に取り組んでいく」と答えた。
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